テクニカル分析、トレードの手法を公開します
2021/3/19日経平均は424円とそこそこ下落しましたね。この下落でご自身の保有株はいかがでしたか?下落しました?
おそらくは上昇した方の方が多いのではないでしょうか?大型株は売られましたがTOPIXは前回高値を超えて2000ポイント台を回復させましたからね。
米国債利回りが1.7%台まで上昇して上値が重たい形ですが、銀行株を中心に個人の買いが活況で小型バリュー株などの上昇が顕著となってます
はい、こちらTOPIXですが陽線が9日も続いてますし、中期線に沿って押し目を作りながら需給をこなしてます。
2月後半の下落時に作ったであろう含み損グループも資金拘束が解消されて買い方に回ることでさらに弾みがついているのではないのでしょうか?
ただ日銀のETF買い入れからTOPIXにシフトすることで日経平均は下落が続きそうな気がしますし、日銀の下支えを期待した海外投資家からのTOPIX買いが入ると面白そうですよ。
マザーズは宵の明星か?
さて、マザーズはどうでしょうか?IPOは活況ですが強い動きを見せているのは一部の銘柄だけな印象ですが?
先日の上放れコマが宵の明星感がでてますし三尊を築いてるようにも見えます
今のところ中期線で止まってますがこの先1200ポイントで止まってくれるか、その下は1150ラインですね。このラインは少し強い支えがあるようですので一時的に割ることはあってもここで踏ん張ってくれるのではないのかな?一応今のところそんな感じです
週末個別銘柄テクニカル考察 9470 学研ホールディングス
今週トレードした中でひとつの銘柄をピックアップしてそのエントリー根拠をここで公開することにしました。
さて、今回取り上げるのは
9470 学研ホールディングス
3/1に公募増資による大幅な下落を余儀なくされた銘柄さんですね。
ただ業績は良く公募増資は医療福祉分野への投資なので今後の地盤を強固なものにする意味合いを持っている増資ですね。チャートはそれを物語っていますよ
まずは3/1増資発表による投げ売りとおそらくは空売りも入ったのでしょう
大きく下落から前回の安値で反発して坊主陽線です。ここでそこまで大きい下落はないであろうことが推測されますし、なんならこのままリバもありそうに見えますが公募価格の事もあるので様子見感が出てきますね
安くならないように操作される可能性も実際否定はできませんがここはその部分には目をつぶって素直にチャートに従いましょう
下落からのチャートを大きくクローズアップして解説しましょう
①が公募増資による下落箇所。昨年11月頭の安値に並んで止まってから反発して坊主陽線になりましたから狼狽売りからの買いが入った状況です
次の日は少し出来高を減らしてハンマーが出ます
買いが強いのか空売りの買い戻しかわかりませんがまだ様子見です
次も出来高を減らしてコマが続きますから市場は迷って売り買いが拮抗してます。
始めの陽線の範囲内で株価が動いていることからも迷いが見えますよね
②あたりで公募価格が1350付近になり出来高も増やしてきましたね。サヤ寄せしてきてる感じでしょうか
8月とコロナ時の下値に並んで止まりました
この出来高で大きな陰線が出ないということは買いもしっかり入っているという事
③で出来高を減らした十字線が出ましたので私はここで打診IN
この時点ではもう売る人が減っているという解釈です
公募組もこの価格では売ってきませんからここが下支えになる算段ですね
空売りがかなり入ってました。実際どれだけかちょっと覚えてませんが逆日歩も入ってたと思います
その買い戻しも期待してのエントリーです
そして期待通り次の日に出来高を増やして陽線ですのでここで追加玉を打ちました
出来高が増えていなければ追加はしませんでしたがこのローソク足の大きさにしては少し出来高少ないので、追加も打診で入れた玉の1/4だけと大きくはしませんでした。
ここで売り圧力も見受けられますよね。出来高あるけどその割に陽線は大きくならず上にヒゲがついてますから。平均建値付近で逆指値を入れて放置です
次の日は大きく出来高をつけての陽線
これで強さを確認できました。空売り勢の買い戻しも入った様子です。ただこの出来高だともう少し大きなローソク足になっても良いように思いますが・・・
次の日は大きく出来高を減らしてしまいました
これは陽線ですが強さはありません。前回高値に近づいて利確の売りも出てきてる様子であまり上昇はしませんでしたが、それでも上にヒゲが付いていないことを思うと引け前に空売りの買い戻しでもあったのでしょうか
私もここで半分利確しました。マイルールとして前回高値で玉を減らすことになってます。
④並んだ位置からスタートしての陰線、これは比較的弱さを含んでます
週末も控えてますからすべて清算しました
金曜は陽線で終わってますので結果的にはまだ持っておいても良かったのでしょうが、ここからさらに上を目指すには公募組の利確売りや前回高値に並んでいることからかなりのパワーが必要です
ここは欲を出さずに確実に利益を積み上げる事が大切です
未来の自分のための考察
今までブログでたくさんの銘柄のエントリー根拠などを解説してきましたがあまり詳しくは書いてませんでした。最近トレードの数も増えてブログで書いてる時間もなくなったので放置してましたが、一つの銘柄に絞って考察することで将来自分がこのブログを見返した時のひとつの歴史として残しておこうと思います
なのでこの考察が合っているか間違っているかは問題ではなく、こんな見方もあるんだな~くらいに思っていただけると幸いです
これからもこういった形でブログを公開していこうと思ってますので今後ともよろしくお願いいたします。