三角保ち合いってよく聞くけど実際よくわかんなくない?
形は見るけど入るタイミングも案外難しいよね。今回は仕組みやエントリータイミングを詳しく教えるね
実際にトレードした銘柄「7199プレミアグループ」を使ってエントリーのタイミングから利確までを詳しく解説してみます。
三角保ち合いを制して上昇にうまく乗ろう!
三角保ち合いをうまく使えるようになると大きな上昇も取りやすくなります
まずは形に慣れる事。毎日たくさんチャートを見て自分の目で探すと意識しなくても形が目に飛び込んでくるようになりますからとにかく数をこなすことをお勧めします。
保ち合い相場の種類
三角保ち合いと言ってもこれは保ち合い相場の形の一部なんですよね。
保ち合い相場と言いますがこれにはいくつか形があります。
イラストではよく見ると思いますが現実味を増すために実際のチャートを見つけてきました。少し形がいびつですが現実はこんなもんですよ。あくまで形はだいたいですw
ボックス
下値のサポートラインを上値のレジスタンスライン内を上下に推移しているオーソドックスな形。
ペナント
下値切りあげ、上値切り下げの形。これも多いですね。実際のこのチャートでは2回にわたって形成されています。
アセンディングトライアングル
上値は平行、下値切りあげの形、これも比較的見つけやすい形かと思います
ダイヤモンドフォーメーション
形で言うと三尊と逆三尊を形成してる珍しい形ですね。見つけるの大変だったぞw
これは慣れていないとパッと見気がつきませんですね。ちょっと形悪いですが他にいいの見つからなかったw
フラッグ
上昇途上で上値下値切り下げながら下落してから再度上昇するパターンです。
逆ペナント
上値切り上げ下値切り下げでボックス幅が大きくなるタイプ。これはエントリータイミングむずいよねw
ウエッジ
上昇過程で高値安値切り下げながら下落してから上昇
保ち合い相場とは?
保ち合い相場とは売り買いが拮抗してその中である程度の着地点を図りながら推移する状態だと思っています。そしてその着地点とは今形成中のトレンドを継続するかどうかを判断する場所だと思っています。
株価は必ず途中で横に動いたりして調整する期間があるのです。
材料や業績がいくら良くても上がりっぱなしだとある程度の売り圧力は発生するのは理解できますよね?
それをこなすのが持ち合い相場なのです。ただ、この形が形成されたからと言って必ずしも上がるとは限りません。売り買いがこなされた後に下落も充分ありえますし、また持ち合い前のトレンドを引き継ぐことが多い性質から、上位足(月足や週足)で株価がどちらの方向に向かっているかを確認してからエントリーを試みるのもひとつの方法です。
私はトレンドラインぎりぎりのところからエントリーして下がれば損切覚悟でリスクを取った逆張り手法を用いてます。もちろん上がる可能性が高いものを選んでますw
そしてその持ち合い相場の中でも頻繁に登場し、わかりやすい三角持ち合いについて解説しましょう。
尚、これはあくまでもひとつの形ですから必ずそうなるとはいかないってのもご理解くださいね。
三角持ち合いでエントリータイミングを見極める
それではこちら、私が実際にトレードしたプレミアグループでその推移を解説していきましょう。
まずはこのチャート、下から長期線、中期線、短期線の順に並んでるパーフェクトオーダーを形成してます。これは上昇中に形成されたレンジ帯という事になります。
①のあたりからペナントを形成してますよね。そして徐々にその幅が小さくなっています。売り買いが拮抗してどちらにも動けない状態となってます。
②のあたりで上値のラインが急になりました。赤いラインです。ここで小さな持ち合いが発生していますのでいよいよ大きく動くサインです。
ここで出来高にも注目しましょう。レンジ形成してから徐々に減っていってるのがわかりますよね。これがポイントです。これは売り圧力が減ってきてる合図。上下の動きの間に待ちきれず損切した人、下から持っていて利確した人、これらが解消されてきたイメージです。
エントリータイミングは出来高増やした陽線でしょうか?それとも白いラインを超えた上抜けポイントか?
私はここでは赤い三角のラインの最後の陰線でエントリーしました。明らかに上下の幅が小さくなっていたので下のサポートラインぎりぎりで止まったタイミングで入ると決めてました。この下値ラインを抜けて下落したなら損切です。
利確のタイミングは前回高値に並んだラインで半分利確。前回高値ラインは意識されるところですから確実に利益を取るならここは半益が私のルール
頂点の大きな陽線で上ヒゲ引きましたね。売り圧が強くなってきている事を暗示しています。私はこの次の陰線で100株だけ残して後は利確しました。残り100株は買値の少し上まで落ちたら手仕舞いしましょうか。お楽しみみたいなもんですよ
一旦利確しても終わりじゃない!
週足も見てみましょう。もう明らかに大きく次のステージに上がろうとしてますよね。
まだ上値余地はあると思ってます。
下値を切り上げて上値も切り上げてますからきれいな上昇トレンド中ですよね。
それでは次に買うならどのタイミングでしょうか?
ここで日足に戻ります
陰線引いて下落しようとしてますよね?地合いの影響もありますが買いが弱く売り圧に負けてます。いわゆる調整期間に入ってますが、下には中期線が伸びてきてます。そう、この後に来るであろう中期線タッチが急騰後の初押しと言うことです。この初押しを狙って次のエントリーを待つことです。
一度トレードして利確してからも監視は継続することをお勧めしますよ。
ちなみに月足みますと上々来高値を更新してますよね。
こうなると上は軽く青天井、行けるとこまで行ってもらいましょう!
まとめ
今回は持ち合い相場の考え方について書いてみました。こうして書くことで自分自身の向上にもつながるのではないかと思っています。チャートは裏切りません。必ずヒントがありますからそれを人より早く見つける事が大切です。そして自分の領域まで引き付けてエントリー。変な位置で入らない事
皆さんもトレード頑張ってください!